大雪を機に学ぶ

校長  戸 坂 和 明 

とっても寒い毎日が続いています。日本では2月のことを「如月(きさらぎ)」と言ったりします。さまざまな説がありますが、如月は寒さで衣(きぬ)を更に重ねて着る月であることから「衣更着(きさらぎ)」と綴ることもあります。寒くて空気が乾燥する季節がまだ続きます。風邪やインフルエンザの予防にはしばらくの間、気を付けてください。教室の換気とこまめにうがい、手洗いをお願いしたいと思います。
先日の1月22日には4年ぶりの大雪が関東平野に降りました。1年生や2年生にとっては初めて雪合戦を経験したという子も多いことでしょう。「氷柱(つらら)」を初めて見た、触ったという子もいたかもしれません。雪だるまを作ってみたら、雪って随分と重たいなと感じた子もいたことでしょう。大雪が降ったことでいろいろなことが学べましたね。
 ところで、大雪が降った日、みんなのお家の人はどんなことを考えていたのでしょうか。「うちの子は、転ばないで家に帰って来られるかな」、「雪で遊んで洋服がびしょびしょになりはしないのかな」と我が子の安全と健康をいちばん心配したことと思います。先生方も「子供たちは無事に帰宅できたかな」、「明日の朝もみんなが安全に登校できるかな」と心配していました。2月、3月も大雪の降ることがあります。ケガや事故がいちばん心配です。登校するときや下校するとき、ふざけたりせず、交通ルールをしっかりと守ってください。普段、学校で過ごす生活も落ち着いた行動を心がけていきましょう。以上でお話を終わります。(2月6日、全校朝会)