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子供たちのたくましい成長を期待して

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校長  戸坂和明  今朝はみなさんが元気に登校している様子を見ることができ、校長先生はとてもうれしく思いました。今日から2学期の始まりです。今学期も「元気に 仲よく 学ぶ」姿を毎日見せてほしいと思います。  さて、今年の夏は日本の至る所で猛暑が続いたり集中豪雨に見舞われたりと本当に大変な夏となりました。災害に遭われた方々にお見舞いを申し上げたいと思います。そんな中ですが、校長先生はこの夏休み、甲子園球場で高校野球を観戦してきました。今年は大会が始まって100回目の記念大会ということもあり、たいへんな盛り上がりの中で、熱い戦いが繰り広げられました。何よりも高校球児の全力で走る、投げる、打つ、そして応援する姿は素晴らしかったです。今年の参加チーム数は、全国で3781校でした。各都道府県で7月ころから甲子園を目指しての地方大会が始まるのですが、約半分の高校が地方大会の1回戦で敗れます。またその半分は2回戦で敗れます。最後まで勝ち続ける学校は全国でたった1校だけということになります。優勝チームは勝ち続けた経験から他に代えがたいもの獲得してくるのでしょう。優勝チーム以外のすべての高校(3780校)はどこかで試合に敗れ、その敗戦を機に選手たちは大切なことに気付いたり、人に感謝することを覚えたりするのだと思います。みなさんも真剣勝負に挑む中で勝ったり負けたりを味わうと思います。9月は運動会、10月は5、6年生の親善運動会、11月は校内音楽会や持久走大会がありますね。是非とも、それぞれの行事に真剣に取り組み、多くのことを学び、実り多い2学期にしましょう。  最後に、ある新聞に寄せられた甲子園大会にまつわる川柳を1つ紹介します。 「願いたい、次の100回、100年で」。今年の甲子園大会は100回目を迎えましたが、記念すべき100回を迎えるまでに104年を要しました。先ほどの川柳「願いたい、次の100回、100年で」には、どんな意味が込められているのでしょうか。後ほど学級で話題にしてくれるとありがたいです。今日からチャイムが鳴る学校生活の始まりです。互いに助け合い、認め合い、励ましあいながら、みなさんがたくましく成長していくことを期待しています。以上で始業式のことばを終わります。 (平成30年度2学期始業式の話 )